2012年8月5日

London 2012 Olympic Opening Ceremony

Olympic Ceremonies - London 2012
Opening Ceremony
英国在住であればBBC iPlayerの以下のリンクから開会式生中継の映像を一定期間内に視聴することが出来ました:
http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b01l4ldk/Olympic_Ceremonies_London_2012_Opening_Ceremony/

230min. (3:52:19)
ウェブ上にてオンデマンドで視聴できる本システム上での本特番は、3時間52分を超えるものです。
日本選手団が登場する際に生放送上で解説していた3名の
Commentators:コメンテーターは:
Huw Edwards ヒュー・エドワーズ (ベテランのニュースキャスター)
Hazel Irvine ヘイゼル・アーヴァイン (BBCスポーツキャスター)
Trevor Nelson トレヴァー・ネルソン (BBC RadioのDJ)でした。

以下は日本選手団入場直前からの実況中継の記録です。

Jamaica
2:06:59 ジャマイカ選手団の入場を中継開始。
Japan
2:07:24 日本選手団の入場を告げる会場アナウンス(仏語、英語の順)。
Announcement of "Japon!" but camera is still following Usain Bolt.
但し、カメラはユセイン・ボルト選手に釘付けのままです。
2:07:27
camera pans to Japanese delegation but commentary was still on Bolt and Yohan Blake.
コメンテーター3名はユセイン・ボルト選手とヨハン・ブレイク選手の話を続けていました。

2:07:42
commentary on Japan starts:日本選手団についてのコメント開始。
Huwヒュー: "Japanese have arrived! - they first competed back in 1912.
Their flag bearer tonight is the Women's double gold medal wrestler, Saori Yoshida." 
「日本選手団の到着です!1912年が(オリンピック)初出場でした。今夜の旗手は、レスリング女子ダブル金メダリストのサオリ・ヨシダ選手です」

Hazelヘイゼル: "All of Japan's Olympic athletes have won medals before they got here, made of wood and fashioned by school children from the tsunami ravaged north east. The wood from the debris found on the coastline."
「日本選手団の選手全員は、ここに到着する前に全てメダルを獲得しているんですよ。木製のメダルです。津波に襲われた東北地方の小学生がデザインしたもので、海岸に打ち上げられたものを材料としているものです」
That's the end of that.
以上です。

他国と同様に、日本選手団に対しても、出場を歓迎するコメントとなっています。総勢500名を超える日本選手団を代表して、開会式に出場した約40名のうち、最後まで開会式に出席したいとの意思を表明していた約10名を含めて、半周したところで全員が出口に誘導されてしまったのは典型的な英国のアドミンエラー(日本では考えられないようなミスが英国では頻繁に起こります)であり、選手団の中にエラーの確認を交渉する英語力のある通訳が混じっていなかった事実が窺えます。
英メディア上でこのアドミンエラーを報じる記事はオンラインでは検索できませんでしたが、日本通の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙記者が本問題を取り上げた英文記事とその日本語版は:
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2012/08/01/hey-japan-welcome-to-the-games-heres-the-exit/
(以上オリジナル英文記事)
http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/13020/
(WSJによる日本語訳記事)で御覧になれます。

$さすらい通信ロンドン特派員nekobabaaのQueen's English猫ブログ