2008年9月19日

The Times news articles英タイムズ紙猫記事2本

イングランド南西部ドーセット州の郵便配達人テリー・グリンター氏は、去年から郵便配達用自転車に取り付けられている郵便用バスケットに近所の猫「ブリーズリー」がヒッチハイクするようになって困惑している。

ブリーズリーにゃんは、最近では毎週1回か2回は便乗するようになっており、自宅から200乃至300ヤードのところまでくると、自転車から飛び降りるのが習慣になってしまった。

グリンター氏は、「よく言われるんですよ、『その猫、ジェスって名前じゃないよね』って、(子供用テレビ人形劇シリーズ)ポストマン・パットの猫と同じ名前なんじゃないかって。で、いつも、『それどころか、この猫はよその猫なんです』って説明する羽目になるんです」と話している。

にゃんにゃん。

次の話題。

隣人の大半からジンジャーとして知られていたその野良猫は、デイヴ、アトキンスン、フォンズワージー3世など様々な名前でも呼ばれ、近所の住民に親しまれていた。この茶トラ柄(英語ではジンジャーと言いますにゃ)の野良猫は、14年前に(ローマ帝国の植民地として温泉開発されたイングランド南部の古都)バースの住民の中でも少なくとも6世帯(一戸建てですにゃ)にかわいがられていた。

裕福な郊外住宅地にある(高級アパートメントハウス)「ベア・フラッツ」の住民たちも、必要に応じて獣医師治療代を出し合ったりして面倒を見ていたという。しかし、今月に入って猫の訃報が伝わり、猫が日向ぼっこしていたお気に入りの場所に、人々は花束や写真を飾るようになった。

猫と親しくなった一人、トウニー・ブラウン氏は、「アトキンスンと呼んでました。彼(あの猫)は舗道の上に大の字になって、人間がなでてくれるのを待ってましたねー」と語る。

猫に捧げられた花束やカードの中には、次のような詩も含まれている。「親愛なるジンジャー、お日様の中に大の字になる君の姿を見ることはもうない/舗道の上や道路の上で一日中ダラダラと/君と知り合った期間は短かく、君の猫人生もまた短すぎた/でも僕らは君を忘れたりしない、皆から愛され、哀悼される君を」

翻訳者追記:タイムズ紙のオンライン読者投稿によりますと、実際にこの猫を知っていた女性からfacebookで新しくグループが結成され、この猫の思い出を分かち合う機会が設けられているとのことでありますにゃん。

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